戦国武将敗者の話その4

戦国武将敗者の話、もう一回だけ。 信長、秀吉の家臣団には、上杉、武田、毛利、今川、北条などに匹敵する名将もいた。しかし、信長家臣団は秀吉に敗れて消えていったり、臣従して生き残ったり、臣従しても潰されたり、また秀吉家臣団は関ヶ原が分かれ目とな…

私はいままでどんな本を読んできたのか

読書の秋です。皆さん、本を読んでいますか? 本から得られるものは大きい。私も本を読むのは好きですけれどね、ちょっと苦手なのが「文学」ってヤツですよ。 夏目漱石なんて、神経質なインテリの愚痴みたいなものだし。谷崎潤一郎なんて、ドMの妄想じゃな…

戦国武将敗者の話その3

戦国武将の敗者の話の続き。 戦国大名の群雄割拠の図を見ていて思った。上杉、武田、毛利……、戦国大名たちは、信長、秀吉、家康に対抗し、敗れ、消えていった大名もいれば、生き残った大名もいる。敗者たちのその後を追ってみたい。 大大名として残った者た…

消費税増税に一言

来年の消費税10%に関して、連日テレビの報道が賑やかになっている。 いろいろな意見が飛び交っているが、私も一言言わせていただく。 前回の消費税のアップ、5%から8%になって、赤字国債は減ったのだろうか、高齢者の暮らしがよくなったのであろうか。福祉の…

刺青の話

銭湯や温泉、プールなどに行くと「入墨の方お断わり」の貼紙を見る。 これが、いま、問題になっている。 外国人に意外と「tattoo」を入れている人が多く、増加中にある外国人観光客から疑問の声が上がっている。日本の規則だから、それはそれで仕方がないと…

脱獄なんて割りにあわないことを何故するのか

富田林の脱走犯が捕まって、ホッとした。 いや、日本で脱走なんていう、割の合わないことを、なんでやらかすんだろうと思った。 アメリカやヨーロッパなら、州境や国境を越えて逃げる、というのもありかもしれない。微罪なら国際手配をされることもないかも…

戦国武将敗者の物語その2

前回、戦国武将の敗者が、歴史の表から消えたあと、どうなったかを調べてみたのが、自分的に面白かった。 そこで前回、書ききれなかった武将を何人かとりあげてみたいと思う。最後までお付き合いください。 信長の仇を討ったのに 信長後継者争いの敗者、次男…

戦国武将敗者の物語

ゲームやアニメの影響か、戦国武将が流行している。織田信長や上杉謙信が妙にイケメンな奴。 信長や謙信の生き方も面白いかもしれないけれど、戦国時代は勝つか負けるか。そして、歴史は勝者が作る。だけどね、負けた方の生き様も、ちょっと見てみたいとは思…

昭和青春エロ話 スカートめくりを考える

スカートめくりをやったことがありますか? あるわけないだろう! そんなのはセクハラだし、いや、痴漢行為だよ。犯罪だ。 確かにその通りだが、昭和30年代、40年代生まれの男子は、小学校高学年か中学の時に、やってる人は多い。いや、やってるな。絶対、や…

「漢」と書いて「おとこ」と読む?

ちょっと前にワイドショーを騒がせたボクシング協会の会長、その言葉の一つ一つが、かなりアナクロだった。まるで、昭和40年代の任侠映画か、北島さぶちゃんの演歌の世界を彷彿させる。そういうアナクロは嫌いじゃないけれど、やはり、いまの時代では、おか…

憲法に関する私見

憲法改正が本格的に論議され、改正の現実味が帯びてきた。 どうなんだろう。憲法が変わっても、私たちの生活はたいして変わらないよ、と言う識者もいるが、果たしてそうか? ようは憲法の何をどう変えるかで違ってくるのではなかろうか。 少なくとも自民党の…

何年か前の8月15日に靖国神社に行った話

8月15日は終戦記念日である。 1945年8月15日に日本はポツダム宣言の受諾を発表した。1941年12月8日、日本軍がハワイ、オアフ島真珠湾のアメリカ太平洋艦隊を攻撃、米英仏蘭などの連合国と戦争をはじめた、いわゆる太平洋戦争、日本側から言うと大東亜戦争の…

怪談の話 何故幽霊に足がないのか?

以前にも幽霊の話を書いた。 夏だから、その続きでもいいだろう。 よく幽霊には足がない、と言われているが、ホントだろうか。 いや、幽霊なんていないんだから。そんな話が不毛だ。 と言っては、もともこもない。幽霊がいる、いないはともかく、一般的に幽…

甘味屋に男性が一人で入るというこついて

甘いものが好きである。だから、デブなんだ。 おおきなお世話だ! ケーキも好きだが、餡子系のもの、和菓子が好きだ。 暑い毎日が続く今日この頃、街を歩いていると、ついついコーヒーショップに寄りたくなるが、コーヒーショップに寄るなら、甘味屋に寄る。…

高齢者の免許証返納問題について

人が亡くなっていることだから、あまり軽はずみなことを言ってはいけないのかもしれない。 高齢者の方が運転の操作ミスで起こす交通事故が多発している。そのために高齢者は運転を控えるべき、さらには、免許証を返納すべきなどの意見が聞かれる。 いや、ワ…

紙芝居の話

紙芝居を知っていますか? いまもイベントなんかに行くと、出ていたりする。 図書館なんかにも、あるんじゃないかなぁ。図書館の紙芝居は、ボランティアのお兄さん、お姉さんが、曜日を決めて、やってくれたりすることもあるし、高学年の子供たちで借りて、…

夏だから、幽霊のお話

「幽霊を信じますか?」 という質問をすると、30%~50%くらいが「信じる」と答えるけれど、 「幽霊を見たことがありますか?」 という質問をすると、「ある」と答えるのは1%いるかいないか。統計によっては0%もある。 見たこともないものを信じられるのか? …

桂歌丸さんを勝手に悼む

桂歌丸さんの訃報をネットのニュースで知った。 今年は落語家さんがよく亡くなる。月亭可朝さん、古今亭志ん駒さん、立川左談次さん、都家歌六さん、柳家小蝠さん……、他にも関西の落語家さんで亡くなった方が何人かいる。 桂歌丸さん、人気テレビ番組「笑点…

水戸黄門はホントに漫遊をしたのか?

「漫遊なんて、するわけない」 話は終わってしまう。 多分、してはいないと思う。してないんだけれど。テレビでもおなじみだし。いまはもうやってはいないが、1969年~2015年まで、TBSで月曜夜の8時という、ゴールデンタイムに時代劇「水戸黄門」は放送…

私がサッカーを嫌いな理由

いま、この原稿を書いている時点で、テレビでは「サッカーワールドカップ」の試合をやっているらしい。 別に関心もないし、というより、私はサッカーっていうスポーツが好きではない。 私が好きではないだけで、他の人が好きでも、その人のことを否定はしな…

「そば」と「うどん」の話

東西の食文化の違いはよく言われているが、比較されるものに「そば」と「うどん」がある。関東人が好むのが「そば」、関西人が好むのが「うどん」だ。 「そば」の歴史 「そば」はもともとは代用食だった。米の食べられない地方の農村で、団子や餅やそばがき…

科学が発達して私たちは幸福になったのか?

子供の頃から家にテレビがあった。だから、アニメを見て育った。「鉄腕アトム」やら「鉄人28号」なんていうのを見ていた。人型ロボットが人間と共存している社会、そんな風景が自然にすりこまれていた。 「サイボーグ009」になると、人間でありながら、一部…

カレーの話

カレーはいまや日本料理だ! 最近、街のあちこちにインドカレーの店が増えた。 インド人、ネパール人、バングラディシュ人の区別は見た目ではわからないが、たいていその系統の民族の人がやっている店だ。 日本人向けに辛くはないが、辛いのを希望すると、い…

都内無料デートスポットガイド1

デートに金を掛ければいいってもんじゃない 女性の立場から言えば、デートは「この男は私にいくら使うのか」で、男が自分にどれだけの価値を考えているかを計るリトマス試験紙だ、なんていう考え方もわからなくはない。 金は使わないより、使ったほうがいい…

セクハラとは何かについて考えてみる

セクハラとは何かについて考えてみる 「セクハラ」は悪いに決まっている。 なのに財務省のトップや、人気テレビ番組の元プロデューサーだったテレビ局社長や、他にも官庁や企業の管理職らのセクハラ事件の報道があとを絶たない。 財務大臣は「セクハラ罪はな…

伊能忠敬に学ぶ大人の再出発

中高年の再就職、やりたいことをやればいい、のか? 定年退職したら、年金で呑気に暮らしたい、なんて思っている中高年の皆さんはそんなにはいないでしょう。 年金だけじゃ老後に不安というのもあるし、今まで一生懸命働いてきたんだから、ここらで趣味を活…